生活とコンピュータ59・EV車問題:[バンコク 25日 ロイター] – タイの自動車部品業界は・先行きに暗雲が漂う・多額の債務を抱えた国内消費者・自動車購買力が弱まっているほか
エンジン車主体の生産態勢が 電気自動車(EV)に乗り換える 海外の買い手の動きに・対応できていないためだ 各メーカーが減産や雇用削減を迫られ 政府はてこ入れ策を打ち出す トヨタ自動車や三菱自動車を含めた 日本メーカー向けに30年余り部品を製造しているテクノ・メタルは 国内2カ所の工場の生産量が最大能力の40%にとどまり 人員も縮小昨年末時点で約1200人が・今は900人自動車生産自体も8月は前年比20.6%減販売台数も14年ぶりの低水準55万台が国内・115万台が輸出向けに 国内市場の停滞と輸出面での競争激化という組み合わせが 自動車セクターを圧迫・・EVセクターは急成長して中国のBYD(比亜迪)などから 多額の投資を呼び込んでいるものの約2000社とおよそ70万人の労働者を抱える自動車部品産業の 生産減少を穴埋めすることはできていない 「タイのコスト構造は中国より30%も高い」とも最も苦境にあるのは昨年の国内自動車販売の半分近くを 占めたピックアップトラック生産全体の67%に当たる82万台強が輸出生産台数も20%減って61万6千台にピックアップトラック用部品の90%余りを国内で生産 国内部品市場の7割を占める「中小の部品メーカーが今事業を閉鎖すれば戻れない」・・主因は・・今年3月末時点で4億8千万ドルと国内総生産(GDP)の90.8%に達しているタイの家計債務残高
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