世界半導体予測ガートナー編
古巣の米国ガードナーの半導体予測です。私が在籍していた時代のワールドワイドのアナリスト役職は、プリンシパルアナリストが最高位でしたが「おじいさん級のシニア」が出来たようです。アナリスト世界はシニアは「老害」でしょう。その理由は、エマージング市場形成からその先の未来を読み通す力が無くなるからです。この世界半導体予測が甘いのは、米中半導体戦争と米台半導体戦争(中国市場に絡む半導体輸出抑止とAI半導体への制限)のシナリオが含まれていないようです。また半導体は市場(アプリケーションが消費者)消費されて売上高が立つもので、中国経済減速と連動する世界経済がリセッション局面を俯瞰して捉えていません。AIブームとデータセンター投資がガートナーの半導体成長率のシナリオを支えているようです。【筆者の週刊エコノミスト寄稿記事】国際・政治 半導体 黄金時代米政権の対中半導体規制 中国の反撃で巨大市場失う恐れ 豊崎禎久2023年7月10日有料記事~引用~米の「中国封じ込め」政策は、半導体産業の「分断」を通じ、自らの首を絞めることになりかねない。特集「半導体 黄金時代」「半導体を巡るワシントンと北京の争いがエスカレートしたら、米国ハイテク産業には莫大(ばくだい)な損失」──。半導体企業の中で株式時価総額が世界首位の米エヌビディアのジェンスン・フアンCEO(最高経営責任者)は、英経済紙『フィナンシャル・タイムズ
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