ビジネスDD(シナジー分析の実務)
![](https://xn--9ckkn2541by7i2mhgnc67gnu2h.xyz/wp-content/uploads/2020/01/2020-01-19_18h38_21.png)
本日は、ビジネスDDにおけるシナジー分析の実務について書き記します。①「PL×ビジネス活動」で網羅的に施策を洗い出す PL項目とビジネス活動をマトリクス状に組み合わせることで、シナジーの可能性を網羅的に洗い出すことが可能です。今回のディールに期待されていたシナジーだけでなく、その他にどんなシナジーが考えられるか、バリューアップ施策を具体的に洗い出していきます。例)・売上×販売活動→クロスセル増加・売上原価×仕入→購買共通化、調達コスト削減・販管費×管理→バックオフィス集約、システム統合②バリューアップ施策の優先順位をつけるバリューアップ施策を洗い出せたら、100日プランを想定しつつ、施策の優先順位を検討していきます。実現可能性・経済性(財務インパクト)等を評価することで、短期で対応すべきことと、中長期で対応することの区別がしやすくなります。例)・実現可能性×経済性・経済性×対応時間③各シナジー効果を試算し、定量化する各シナジー施策によって、どれだけPLに影響を与えるかを定量化します。施策の概要、前提条件、試算に使ったパラメーターを明らかにし、試算の根拠を明確にします。例)施策:クロスセルの強化試算方法:売上増加額=顧客数×商談実施率×成約率×単価④シナジー考慮後の修正事業計画を作成する定量化したシナジー効果を修正後スタンドアローン計画に加算することで、シナジー考慮後の修正事業計画を
コメント