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今年になって新紙幣が流通開始され、各地で自販機とか両替機などもこの新たな紙幣への対応が進んでいる。パチンコホールもまた、その変遷に追われている施設の一つだ。
なにせ今は設置台1つごとにサンドと呼ばれる、紙幣を認識してメダルを貸し出す機械がセットになっている。このサンドも新紙幣への対応をしなければ不味いから、各ホールは頑張って機材の新調を図ったわけだ。
10月時点で営業しているホールなら、ほとんどこの対応も終わっているわけだが、一方で新紙幣の導入を待たずして閉店してしまったホールを、僕も身近に2軒ほど知っている。
直接の因果関係は店長に聞いたわけでもないので分からないが、閉店を決めた理由には昨今の、既存のメダル機を撤去した上でわざわざスマスロ、スマパチ用のスマートユニットを導入したことが負担になった場合もあるだろうし、そうした中で新紙幣に対応する余裕がなかった、なんてこともあるのかもしれない。
全国規模で見れば、特に小さなホールなどはこれらが原因で店じまいとなったケースもきっとあるんだろうなぁ。結局大規模な店舗システムの刷新に耐えられるのは、大手ホール企業ぐらいのものだろうし。何よりホールが減少の一途を辿っている現実が、そう思わせてくれるわけで。
ついに約6000店舗まで減ったパチンコホール
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