Amazon「プライム感謝祭」のユーザー動向は?「ビッグセールで複数回購入は僅か」など2023年の傾向から見る2024年の対策
ウブンは2023年に実施されたAmazonのセールイベント「プライム感謝祭」(2023年10月14~15日実施)のユーザー動向調査の結果を発表、2024年の「プライム感謝祭」に向けたマーケティング戦略計画のヒントを公表した。
商品購入したユーザーの約70%は「プライム感謝祭」当日に、商品ページを初回閲覧した。「Amazonプライムデー」は事前閲覧と当日初回閲覧がほぼ同率だったが、「プライム感謝祭」は当日初回閲覧の割合が高い。
ただ、家電・PC周辺機器など(Hard Line)は他のジャンルと異なり、「プライム感謝祭」前に閲覧し、期間中に商品購入するユーザーが目立った。「プライム感謝祭」は2023年に初めて実施されたため、「プライムデー」と比べてユーザーへの認知度が低かったためとしている。
2023年の「プライム感謝祭」前~期間中までの商品ページの来訪タイミング
期間中はページ回遊が増えることも判明。PV数が多いユーザーほど、商品理解・ブランド理解が進み、コンバージョン率(CVR)が上がり、購買しやすくなる。特に1回閲覧したユーザーに比べ、3回閲覧ユーザーはCVRが約2倍に。家電・PC周辺機器などは、6回閲覧までCVRが上がり続けた。
2023年の「プライム感謝祭」期間中のPV回数とCVR
2023年の「プライム感謝祭」期間中のPV回数とユーザー割
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