釜山国際映画祭「ACFM」に電通のアーロン・ズー氏が登壇。デジタルヒューマンについて講演
釜山国際映画祭(BIFF)が主催する、アジア最大のコンテンツマーケット「第19回アジアコンテンツ&フィルムマーケット(ACFM)」が2024年10月5日から8日にかけて韓国・釜山で開催された。電通でデジタルヒューマン・キャスティング事業を推進する、事業開発プロデューサーのアーロン・ズー氏が登壇し、生成AIで広がるデジタルヒューマンの可能性について講演を行った。
ACFMは、映画や書籍、ウェブトゥーン、ウェブ小説、物語に至るまでのコンテンツの権利取引などのために専門家が集まる世界的なイベントで、各国のコンテンツ販売会社やライセンス会社の代表者、バイヤー、アーティスト、投資家が集まる。
アーロン・ズー氏が講演を行ったデジタルヒューマン・キャスティング事業とは、生成AI技術を用いて、人間にそっくりな姿で自由自在に動く「デジタルヒューマン」の実用化に向けた取り組みで、従来のタレントキャスティングでの課題や限界を乗り越える手段として、注目されている。同事業は、日本の大手芸能事務所と国内電通グループが立ち上げたもので、日本独自コンテンツのグローバル化を「ワタナベエンターテインメント」、キャスティング領域での拡張を「ホリプロ」と電通がそれぞれ共同に行う。
アーロン・ズー氏は講演のなかで、キャスティング業界における「デジタルヒューマン」の可能性と、リアルタレントの
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