イノベーションを持続的に生みだす組織の条件とは?
イノベーション・新規事業の創出は、企業が競争優位性を持ち続ける上で必須の活動です。しかし、繰り返し取り組もうとするものの、なかなか成果が出ずに行き詰まってしまうことはありませんか?
こうしたケースをよく分析してみると、実は個々の事業アイデア自体というよりも、「新規事業を生み出せる組織的な土壌が整っていない」ことが根本の問題であることが多くあります。
イノベーション・新規事業を持続的に生みだすために、自社に足りていない要素を特定し、部門横断的に組織を変革していくにはどうすれば良いのでしょうか。
本稿はイノベーション・新規事業の推進、これを支える組織変革に問題意識を持つ皆さまに、実践的な気付きを得ていただけるよう、具体的な事例と方法論について解説していきます。
※本稿では便宜的に「新規事業」を、具体的な新規事業アイデアを生み出し、事業計画に落とし込んで事業化していく活動と定義します。また、「イノベーション」をもう少し広義に、新規事業を含め企業価値向上に資する活動全般を指すこととします。文脈的に両方について語りたい場合には、「イノベーション・新規事業」と併記しています。
<目次>
▼新規事業がうまれにくい根本要因は「組織構造」にある!?
▼イノベーション創出に必要な組織の構成要素、5領域
▼イノベーション組織への変革
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