9月にFRBは0.50%の大幅利下げに踏み切る一方、日銀は着実に利上げを推進していく方針を明らかにしている。米国の利下げと日本の利上げにより日米の金利差は縮小し、それに伴って、為替では円高、株式市場では日本株のアンダーパフォーマンスがしばらく続く、というのがよく聞かれる構図だ。しかし、市場はこうしたシナリオをすでに織り込んでいることを指摘するとともに、今後、注目すべきは日米の”ターミナルレート”を見据えたうえで、日米金利差の縮小ペースを再考することにあると論ずる。
Source: ダイアモンドIT
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