──銀座英國屋・小林英毅社長、信頼ってなんですか?
この連載は、2023年にウェブ電通報が「10周年」を迎えたことにちなみ、「10」人「10」色というテーマのもとで、すてきなコンテンツを提供したい、という編集者の思いつきからスタートしたものだ。「10」つながりの企画ではあるものの、大きく出るのであれば「ダイバーシティ(多様性)」をテーマとした連載、ということになる。
思考に耽(ふけ)りたいとき、アイデアをひねり出そうとするとき、ひとには、そのひとならではの「お伴」(=なくてはならないアイテム)が必要だ。名探偵シャーロック・ホームズの場合でいうなら、愛用の「パイプ」と「バイオリン」ということになるだろう。
この連載は、そうした「私だけの、思考のお伴」をさまざまな方にご紹介いただくものだ。あのひとの“意外な素顔”を楽しみつつ、「思考することへの思考」を巡らせていただけたら、と願っている。
(ウェブ電通報 編集部)
第8回のゲストは、銀座英國屋3代目社長・小林英毅氏
──「なぜか元気な会社のヒミツ(#39)」の取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。長時間のインタビューとなりましたが、お疲れではないですか?
小林:いえ、とても楽しくお話しできました。
──ありがとうございます。さて、ここからは「思考のお伴」について、お話を伺わせてく
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