ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

空疎な経営理念

マーケティング最新




私は経営理念が大きく貢献する経営が簡単だとは思っていない。むしろ、空疎な言葉だけが並ぶような、安易に見える経営理念の議論も多いのではないか、と危惧している。


日本を代表する経営学者・伊丹敬之一橋大学名誉教授の最新刊「経営理念が現場の心に火をつける」(日経BP日本経済新聞出版)は、ミッション、バリュー、パーパスといったカタカナ経営用語を使った最近の議論に警鐘を鳴らします。



「いい戦略+いい理念=すばらしい経営」

このシンプルな整理が、この本の根幹です。
「戦略」という事業活動の設計図がはっきりしているのが「いい経営」。これができた上で、現場の自律的思考を重んじ、「理念」で導くのが、「すばらしい経営」。

まず大切なのは「戦略」。しかし簡単な話ではないので、それすらきちんと設定できていない企業組織が意外に多い。それができて初めて「理念経営」がテーマになるのですが、これはさらに難しく、実際、たくさんの「社長室の壁の額のなかにだけある、美辞麗句の集まり」のような「空疎な経営理念」を目にするというのです。

そこで豊富な事例を引きながら、いい「経営理念」に必要な要素が、「企業理念」と「組織理念」の二つに分けて提案されています。


いい企業理念(=企業という存在の使命・目的〔あるいは自社の事業活動の使命と目的〕)


社会

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました