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ソーシャルワーカーのための「面接技術」Plus Ultra 8

アセスメントでその後の対応が変わる  このように、八百屋の「ポジションニング」によって、その後の展開がまったく変わることがわかっただろう。 ここで、いくつかポイントをお示ししたい。  まず、一言目に「否定」から入らない、という点である。 【対面型】では、表明されたニーズに提供できるサービスが合致しないために、「すみません、うちは八百屋なんで…」という返答から始められていた。しかし【寄り添い型(伴走型)】の場合、「牛肉ですか!いいですね。」と、共感から入っていった。 このように、Noから入らずYesから面談が始まることも大事だろう(この点については、第4章にて再度詳しく述べたい)。 そして「今夜はお祝い事か何かですか?」と、何気ない会話を通して相手の状況を分析しているのである(これを、ソーシャルワークの展開過程ではアセスメントという。本書では、このアセスメントをとても重要視している)。  何気ない会話から、妊娠していること、この街に引っ越して間もないこと、頼れる人が近くにいないことなど、エクスプレスト・ニード(表明されたニード)以外のニーズについても着目し、お客さんと横並びの位置で話を伺いながら、「その人に何が必要か」「どのような支援が必要か」を考えているのである。 そしてその提案として、肉屋の場所を伝えるだけでなく、薬屋やその他お客さんの役に立ちそうな情報を合わせて提供しているので

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