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【2023年EC市場のカテゴリまとめ】市場規模が最大は「食品、飲料、酒類」で2.9兆円、EC化率トップは「書籍、映像・音楽ソフト」で53.45%


経済産業省が9月25日に発表した「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2023年のBtoC-EC市場規模は24兆8435億円で前年比9.23%増。物販系分野のBtoC-EC市場規模は、同4.83%増の14兆6760億円、EC化率は同0.25ポイント増の9.38%となった。

物販系分野のBtoC-EC市場規模とEC化率の経年推移(画像は経産省の報告書から編集部がキャプチャ)

物販系分野のBtoC-ECで最も市場規模が大きかったのは「食品、飲料、酒類」で、同6.52%増の2兆9299億円。「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」が同5.13%増の2兆6838億円、「衣類・服装雑貨等」が同4.76%増の2兆6712億円、「生活雑貨、家具、インテリア」が同5.01%増の2兆4721億円で続いた。
上位4カテゴリの合計市場規模は同5.39%増の10兆7570億円で、物販系分野におけるBtoC-EC市場の73.3%を占める。2022年の4カテゴリ合計の市場規模は10兆2073億円で、シェアは72.9%だった。

物販系分野内での各カテゴリの構成比率(画像は経産省の報告書から編集部がキャプチャ)

最もEC化率が高かったのは「書籍、映像・音楽ソフト」で53.45%。「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」が42.88%、「生活雑貨

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