信用金庫との地域活性プロジェクト①

【プロジェクトを考えたきっかけ】私が、2015年に札幌に移住してきてずっと疑問だったことが一つある。それは、札幌には様々な地域の信用金庫の支店があるが、どこの信用金庫に行っても、お客さんがガラガラということだった。北海道は広大な土地なので、それぞれの地域で営業を行っている信用金庫が、人口減少など理由は様々ながら、政令指定都市の札幌でも営業ができるという理由で、一箇所に集まっている状況である。失礼な質問ながら、信用金庫の担当者に「どこの信用金庫に行ってもお客さんが入っていなくて、もったいないですよね」と投げかけてみた。そうすると、「札幌支店はみんな営業に出てしまうので、来店がなくてもぜんぜん良いんですよ。そもそも来店型のビジネスではないので。」と言う。それはそうだなとは思いながら、立派な店舗にお客さんがいなくて問題ない。その窓口の奥には、これもまた失礼ながら従業員の方々が沢山いる状況で、やっぱりこの状況が腑に落ちない自分がいた。「今はこの状態で良いのかもしれないけれど、本店営業地域の10年後、20年後はどのようになっているのか」「信用金庫自体の経営は問題ないとしても、人口減少を理由に今後信用金庫間で統廃合が進む可能性もあり、地域の人たちに影響が出るのではないか」こんな疑問を課題に変えて、北海道にある信用金庫業界を活性化することはできないかという気持ちから（だいぶ自分勝手な考えだけれど

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