漂着ゴミ×伝統工芸で未来に価値をつないでいく。「UP Craft」とは
日々進化し続けるCX(カスタマーエクスペリエンス=顧客体験)領域に対し、電通のクリエイティブはどのように貢献できるのか?電通のCX専門部署「CXCC」(カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター)メンバーが情報発信する連載が「月刊CX」です(月刊CXに関してはコチラ)。
今回は、漂着ゴミを新たな資源としてアップサイクルし、その土地の伝統工芸をアップデートすることで未来へつなぐプロジェクト「UP Craft」の製作事例についてご紹介します。
全体設計やプロダクト企画などを手掛けた田中健人氏に、プロジェクトを立ち上げたきっかけや今後の展望について話を聞きました。
【田中健人氏プロフィール】
電通
カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター
コミュニケーションプランナー/エクスペリエンスデザイナー
大学院で培った建築思考を軸に「リアルとテクノロジーが融ける体験」をテーマとしてブランディング/空間演出/プロダクト/UI/UXデザインなどに幅広く従事。芸術祭での作品展示も。食やサウナが好き。
新たな価値を生み、未来に伝統工芸をつなぐ「UP Craft」
月刊CX:まず「UP Craft」の概要と田中さんの役割について説明をお願いします。
田中:「UP Craft」は海流により海岸に流れ着いた漂着ゴミを
コメント