“6割以上キャッシュレス” が約80%!利用頻度の明確化で決済事情の実態に迫る
日本のキャッシュレス利用を、より推進していくにはどうすれば良いのでしょうか?
電通で決済領域のマーケティング戦略支援を行うプロジェクトチーム「電通キャッシュレス・プロジェクト」は、キャッシュレスを取り巻く状況や、活用推進における課題を明確にするため、2023年11月、インターネットによる第6回「キャッシュレス意識調査」を実施しました。(調査概要はこちら)。
今回の調査は、2022年に行った前回調査よりもさらにキャッシュレス利用状況を厳密に規定して実施しました。キャッシュレス利用頻度の数値化によって、私たちが「本格キャッシュレス派」と呼ぶ人々の実態を解明するためです。
「本格キャッシュレス派」はキャッシュレスを受け付けている場所において、60%以上をキャッシュレスを利用して支払っているセグメントを定義したものです。
日本のキャッシュレス比率は調査の時点で4割程度。日本がキャッシュレス先進国になるためには何を解決すべきなのか、彼らの実態を検証するとともに課題の核心を探ります。
<目次>
▼「利用頻度」をベースにした6分類でキャッシュレス利用実態を明確化する
▼日常生活で、60%以上キャッシュレスを利用している層は全体の78%
▼本格キャッシュレス派の6割強が、直近1年間でキャッシュレスの利用回数を
増やしている
▼キャッ
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