数十億ドルのライセンス事業を持つ ニューエラ 、ブランド独自路線を模索

ファッションデザイナーのダオイー・チョウ氏は、2008年にマックスウェル・オズボーン氏とともに設立したパブリックスクール（Public School）や、パフォーマンスアパレルに特化したトム・ブレイディのブランド、ブレイディ（Brady）など、自他ブランドで長いキャリアを積んできた。
自社ブランドの展開を目指すニューエラ
チョウ氏のもっとも新しい役職は、ベースボールキャップでおなじみの創業140年の帽子製造会社、ニューエラ（New Era）のバイスプレジデント兼クリエイティブディレクターだ。ニューエラは、チーム名やロゴ、ブランド名をつけたキャップなど何百ものライセンス製品を販売している。チョウ氏の仕事はライセンスのロゴに依存せずに、同社のブランド事業の確立と推進を行うことである。
「ニューエラには成功を収めている大規模なライセンス事業がある。なので、我々の仕事はヤンキース（Yankees）のロゴに頼ることなく、ニューエラというブランドを確立する方法を見つけることだ。ヤンキースのロゴを入れれば何でも売れる。ライセンス事業は非常に順調だが、いまはブランド面を構築すべき時だ」とチョウ氏は語る。
［続きを読む］
The post 数十億ドルのライセ

リンク元