Amazon はNBAとの放映契約により「スポーツメディア事業拡大計画」をさらに前進
記事のポイント
AmazonはNBAの主要試合を放映する契約を締結し、スポーツ事業をさらに拡大。
この契約を通じてAmazonは広告事業を強化、新たな視聴者層と広告主の取り込みを狙う。
リスクも伴うが、新規・既存プライム会員の両者を引きつける重要な戦略である。
Amazonは7月24日、NBAとの放映契約を発表し、NBAのパートナー3社のうちの1社となった。このテック大手の急成長するスポーツ事業は拡大されつつある。
NBAはまた、ディズニーのESPNとコムキャスト(Comcast)のNBCとの新たな放映権契約も発表した。その詳細な金銭的条件は明らかにされていないが、報道によると、この契約を合わせると11年間で約770億ドル(約11兆1160億円)になり、Amazonは毎年約18億ドル(約2600億円)以上を支払うことになるという。これまで試合をTNTネットワークで放映していたワーナー・ブラザース・ディスカバリー(Warner Bros. Discovery)は土壇場でAmazonの条件にマッチングした入札を行ったが、NBAはそれを拒否し、Amazonとの新たな契約を発表するに至った。
Amazonプライムビデオとの提携は2025から2026年のシーズンから開始し、NBAリーグのインシーズントーナメントやレギュラーシーズンとプレーオフの試合、カンファレンスファイナルが
コメント