【LINEギフトの成長戦略】年間約1900万人が使うLINEギフト、前年比30%成長の流通総額をめざす今後の事業計画とは
LINEヤフーはこのほど、「LINE」アプリを通じてギフトを贈れるサービス「LINEギフト」の事業説明会を実施し、ユーザー数の拡大などで今後5年間の流通総額を前年比30%以上の成長を続けていく計画などを発表した。
流通総額の拡大は、利用者数、リピート利用、購入単価アップで実現していく。
「LINEギフト」の事業目標(画像はLINEヤフーの説明会資料から編集部がキャプチャ)
「LINEギフト」の年間利用者は約1900万人。累計ユーザー数は3500万人超、「LINE」ユーザーの約5人に1人が利用している。サービスの強みは、相手の住所がわからなくてもギフトを贈ることができること。
2024年3月期(連結)の流通総額は前期比29%増で推移。2023年4-6月期(第1四半期)と2024年4-6月期(第1四半期)の比較では、流通総額は42%増だった。
「LINEギフト」の流通額推移(画像はLINEヤフーの説明会資料から編集部がキャプチャ)
EC業界における「LINEギフト」の特徴は次の3点。
他サイトとの比較検討や離脱が起きにくく、即決購入につながりやすい
ユーザーにとってはギフトがきっかけとなり、通常の買い物とは異なるため、ほかのECとのカニバリゼーションが起きづらい
顧客接点の拡大、ブランドイメージのアップに寄与する
「LINEギフト」
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