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vol.8「マイナス金利解除の行方はいかに!?」

  日本銀行がこれまでの「異次元の金融緩和」を修正し、「普通の金融緩和」をしていくことになります。ここは、「金融引き締め」ではありません。 「金融緩和は継続するのだが、あくまで『てんこ盛り』金融緩和策から、普通の金融緩和になる」ということになります。具体的には、長短金利操作付き量的質的金融緩和というものです。そもそも中央銀行というのは、「発券の銀行」「政府の銀行」「銀行の銀行」という機能があって、「物価を安定させること」「景気を安定させること」を達成するために、金融政策を実施しています。 そもそも金融政策というのは、政策金利である短期市場金利(無担保コールオーバーナイト物金利)を誘導する公開市場操作を通じて、金融市場調節を行うものであって、これを「伝統的な金融政策」と言います。日本はずっとデフレ経済と言われていて、ここから抜け出すことを使命として黒田東彦(前日銀総裁)が就任しますが、日本のデフレ経済はこの伝統的金融政策だけでは抜け出すことは至難とされていたために、「できることはすべてやる!」として、「非伝統的な金融政策」というものを実施します。これが、中央銀行のバランスシートを拡大させる量的緩和やマイナス金利政策、イールドカーブ・コントロールなどですが、これらをすべて織り込んで総動員させてデフレ経済と戦った。これが黒田前日銀総裁というわけです。 ただ、ここには副作用も存在するのです

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