事業承継とリノベーション。ひとつのお店や事業所から、地域を創生する
本連載では電通九州の代表取締役社長・鈴木亨氏が九州各地のそれぞれの“現場”で地域価値の共創を進めている先端的な企業や人物を訪ね、地域価値創造のポイントや想い、視点などについてインタビュー。地域価値の創出に取り組む事業者との共創の可能性を探るとともに、同じ状況の中で一歩を踏み出そうとする人々へのヒントを届けます。
今回のテーマは「事業承継」です。
<目次>
▼“形のない資産”を一緒に譲る。オープンネームが拓く「事業承継」の新たな道
▼M&A業界の革命~“顔”が見える事業承継とは
▼事業承継とは「開く、変える」こと
▼地域ぐるみの支援、事業会社との連携
“形のない資産”を一緒に譲る。オープンネームが拓く「事業承継」の新たな道
「事業承継」とは、ご存じのように、会社を後継者に引き継ぐことですが、その経営や資産だけでなく、地域を彩る景色や人々とのつながりなど、先代が培ってきた“形のない資産”も合わせて譲るという意味合いもあるようです。
この形のない資産は、まちのパン屋さんや本屋さんなど、各地の小規模な事業者にも色濃く存在します。こうしたお店は、記憶の中に懐かしい景色をつくります。
一方で事業承継業界
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