我々は「複雑系」に生きている──。世界経済と自国経済、あらゆる市場、各種業界、ビジネス生態系、そして勤めている会社や住んでいる地域社会は、「複雑適応系」と呼ばれる世界である。『エクスペクテーション投資入門』で一躍有名になったマイケル・モーブッシンは、金融実務に携わる者としては珍しい複雑系研究者の一人であり、また伝道者でもある。彼の言うところを要約すれば、「予測したところで、結局は何もわからないのであり、変化にいち早く適応することこそ最も賢い」ということになる。ひるがえせば、これまでに体系化された理論やフレームワークのほとんどはもはや通用しなくなっており、状況に応じて適切な判断を下し、行動することが求められる。そのためには、おのれの興味と思考の幅を広げることが何より重要である。
Source: ハーバード
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