キャリア上、新たな課題に遭遇した時、もっとやりがいのある仕事にめぐり会った時、あるいは周囲から自分が低く評価されている時、人は自己変革に目覚める。しかし、アメリカの詩人、ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローがいみじくも述べたように、人は「自分ができるだろうと思えること」でみずからを評価するが、他人は「実際に何をしてきたか」でしか判断しない。つまり、ことキャリアにおいては、他人に評価される自己変革でなければ意味がない。筆者は、さまざまな仕事を経験し、そのたびに自分の「パーソナル・ブランド」を変えてきた。またその経験から、新しい方向性を模索するビジネス・リーダーたちにアドバイスしてきた。彼女いわく、ビジネスの世界でパーソナル・ブランドをつくり変えるには5つのステップを踏むことだという。すなわち、目標をしっかりと定めたうえで、自分の強みを活かし、自己変革に至るストーリーを練るのである。そして新たなイメージの自分を周囲に売り込み、その価値を具体的に証明するのだ。
Source: ハーバード
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