働くことが「ワタシの自信」につながる! 「子育てとキャリアの両立」に向けて模索を続けるママたち
電通ママラボチームが2014年と2022年におけるママの意識や価値観をさまざまなカテゴリで抽出し、比較分析を行うことで「イマドキママ(0~2歳の乳児を育てるママ)」の実態を紹介する本連載(調査概要はこちら)。
第1回は、「“イマドキママのリアル”を知る3つのキーワード」と題して自己意識と家族観について紹介しましたが、第2回はキャリア意識について考察します。
<目次>
▼就業率75%以上!「働きながら子育て」が当たり前の時代
▼仕事で得られる収入や経験が「ワタシの自信」に
▼ママが直面する「横×縦」のキャリア視点
▼変化も取り入れて「家族全体で」子育てと仕事の両立やキャリア形成に向き合う
▼「イマドキママ」のキャリア意識:3つのポイント
就業率75%以上!「働きながら子育て」が当たり前の時代
本記事の前提として把握しておきたいのが「ママの就業率の推移」です。厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、児童のいる世帯における母親の就業率は2022年で75.7%と、ママの4分の3以上が何らかの仕事に従事していることが分かります。2013年の63.1%と比較すると12.6ptも上昇しており、この10年で就業率が大きく変化したといえるでしょう。また、内訳としては正規雇用が増加しています。
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