故会長のご遺訓が何であれ、それを実現しているのは後継者である2代目オーナーなので、2代目の指示に従うことがすなわちご遺訓に従って社業にはげむことになります。2代目の指示を現場で受けた社員は、社長指示事項として報告書をまとめグループ内の主要企業の主要職場長に回覧します。ご指示はオーナーの発した言葉どおりに記録され、その内容をどのように理解して実施したかを報告し、類似案件での各事業所の対応の先例とします。君子は豹変しますので、朝礼暮改になる矛盾も発生します。社内のお約束と御法度は都度書き換えられますので、事業展開にまったく支障はありません。しかしながら、社長指示事項という情報開示は入手した各職場長の属人的な限界により、職場により開示内容に格差が生じます。限られた情報しか開示されない職場では、意思決定の過程が全く知らされないので、一般社員にとってオーナーは雲上人であります。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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