競争相手に非侵害や無効の抗弁を許さない強力な特許(必須特許)があって、それを自社に競争優位性をもたらす特定の技術の独占に用いれば(独占力の行使)、戦略上の「差別化」が実現して他社を出し抜くことができる。また、それを競争相手の保有特許による課題を解決するための交渉材料として用いれば(排他力の行使)、課題特許による事業上の障害を取り除くことができる。商品戦略のような脆弱な戦略に対しては、戦略上の差別化要素を特許権で保護することにより(独占力の行使)、競争力が高まる。また、事業戦略のような堅牢な戦略に対しては、その弱点を突いた他社の特許攻撃に対抗するように特許権を活用すれば(排他力の行使)、リスク低減が図られる。問題は、必須特許なるものが取れない、もしくは、仮に取れていたとしても、それを見つけられない(マネジメントできない)ので、独占力も排他力も計画的に行使できないことである。特許クラスター続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
独占力と排他力
最近の投稿
- Ford goes protectionist as EV losses top $5B
- 「失敗は成功のもと」は大嘘!あなたが"いつまでも稼げない"理由を暴露
- 日銀・田村委員、25年度後半に政策金利「最低1%」まで引き上げが必要と示唆
- ARM社CEO、AI時代の新たな成長機会を語る(25年2月7日)
- インスタ集客 個人の運用方法 ~あなたのポジションは?~
- 令和の米騒動2025続編 JAの無能ぶり
- Fintech Ramp lands Eagles’ Saquon Barkley as investor and Super Bowl commercial star
- EU details which systems fall within AI Act’s scope
- Spyware maker Paragon terminates contract with Italian government: media reports
- Mark Zuckerberg’s charity insists its not abandoning its DEI efforts
コメント