私は自分が経験した範囲が狭いと感じているほうですから、物事を進める際、過去からも多くのことを学びました。企業の進取の気質など、長い時間軸でみていかないと簡単にわからない、と考えているからです。先ず、社会に根を張ってよき成長を遂げている企業の「成長の本質」はなんだろうか、という好奇心が出発点となります。そこから「本質」にさかのぼる作業をはじめます。結論から言えばいずれの本質も「人」に行きつきます。できないと思われることを可能にしてきた人の存在が真っ先にあります。次に、その背後を支えている広く社会に対して有益な価値や機能を提供してきた柔軟な組織の存在があるようです。チャレンジ精神や進取性は「ソニー」や「パナソニック」だけのものではありません。忘れているようですが、多くの日本企業のなかにチャレンジ精神や進取性はありました。だからこそ、これまで世界のなかで存在を示してきました。これからは、中小企業が挑戦する番でしょうか。今の大手企業とてみな中小企業だったのです。その多くは、自らの製品とともに世界へ挑戦しただけなのです。「ひと」は、意識のもちかたひとつで新たなチャンスの芽を発見し、その芽から企業のあるべき将来像を得ることを可能にする唯一の存在ではないでしょうか。言い古された言葉ですが、「古きを訪ねて新しきを知る」に尽きるように感じています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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人の存在がすべての出発点
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