ここ1年でスニーカーブランドのオン(On)とホカ(Hoka)は成長し続けているが、この分野最大手のナイキ(Nike)は売上減少に見舞われている。
6月27日に発表されたナイキの第4四半期決算では、売上高は前年同期比1.7%減の126.1億ドル(約2兆円)だった。さらに年間業績では、過去14年間でもっとも売上増加率が低いことが明らかになった。
オンとホカは、急速なイノベーションサイクルや若い顧客との密接なつながり、スマートなサプライチェーンの実践により、アクティブウェアの巨大企業であるナイキにとって大きな脅威となりつつある。どちらのブランドもナイキの年間売上に占める割合は、それぞれ約20億ドル(約3220億円)と小さい。一方でナイキは若い顧客の獲得に苦戦していると報じられている。
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ホカの革新と多様性戦略
「ナイキは依然としてこの分野では大差をつけての最大手ではあるが、その規模が優れた製品と優れたストーリーテリングを市場に送り出す力の妨げにもなっている」と、データコンサルタント会社グローバルデータ(GlobalData)のマネージングディレクター、ニール・サンダース氏はいう。
ホカのグローバルプロダクト担当バイスプレジデントであるコリン・イングラム
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ナイキ の売上は減少傾向になりつつあるなか、オンとホカが市場シェアを拡大
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