内田裕也からの「突然の電話」…アカデミー賞受賞監督が戸惑った「予想外の言葉」…問題作『コミック雑誌なんかいらない!』秘話【岡田裕×滝田洋二郎×伊藤彰彦】

令和6年、書泉グランデ（東京・神保町）開催

『コミック雑誌なんかいらない!』と「NCP（ニュー・センチュリー・プロデューサーズ）」の時代「なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか」発売記念トークイベント・リポート 前編

令和6年6月14日（金）、東京・神保町にある書泉グランデ6階のイベントスペースにて、講談社刊「なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか」の発売記念トークイベントが行われた。当日は、著者である伊藤彰彦氏が司会を務め、本書でフィチャーされている’80年代を代表する映画の数々を生んだ、革命的プロデューサー集団NCP（ニュー・センチュリー・プロデューサーズ）主催の岡田裕氏と、『おくりびと』（’08年）で世界的監督となった滝田洋二郎氏のお二人をゲストに迎え、岡田・滝田両氏が1986年に世に問うた問題・話題作『コミック雑誌なんかいらない!』の撮影秘話を交え、’80年代邦画界の魅力とそれらを生み出し得たバック・ボーンについて赤裸々に語り合った。
本邦屈指の映画史研究家であり「無冠の男　松方弘樹伝」（講談社）等の著書を持ち、自ら映画製作も行う伊藤氏の名司会で、内田裕也主演の問題作『コミック雑誌なんかいらない!』の驚愕の真実が次々に明かされていく……その概要を前・後編の2回に分けてお伝えする。

構成/岩佐陽一
Source: 現代ビジネス

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