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「在宅ワークは必ずしもワークライフバランスを確保できるものではない」
こう力強く語るのは、去年まで化学メーカーで過酷な働き方をしていた49歳の男性(年収1600万円/化学・医薬品技術職)だ。前回の記事では、激務で身体を壊し転職するまでを紹介した。男性は、前の勤務先についてネットで口コミを見かけたそうで、怒りをにじませながらこう語った。
「有休がとりやすい、ワークライフバランスがいいなどというのは若手中心の感想です。実際はそれで勝負に勝てるわけがなく、誰かがやらねばいけません。決裁権があって、しっかり仕事をしようという意識がある人間には、GWだろうと海外旅行中のホテルだろうと、承認依頼、点検依頼、判断を求められます」
男性によれば、テレワーク中に自宅で突然死した社員までいたという。在宅ワークは過重労働を加速させると警鐘を鳴らす男性に、編集部では話を聞いた。(文:篠原みつき)
「まるで締め切り前の漫画家のイメージです」
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Source: キャリコネ
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