パブリッシャー各社の収益が予想を下回り、メディア業界がレイオフの連鎖を目の当たりにした不安定な2023年を経て、2024年のパブリッシャーたちは従来の収益源とそれに代わる収益源の双方に賭けている。
米DIGIDAYは先日、コンデナスト(Condé Nast)、フォーブス(Forbes)、アトランティック(The Atlantic)、ガーディアン(The Guardian)、インディペンデント(The Independent)のエグゼクティブにそれぞれの現在の収益戦略について話を聞いた。
以下はアフィリエイトコマースや収益源の多様化、グローバルなビジネス展開など、業界の主軸となっているビジネストレンドに関する彼らの見解である。
アフィリエイトコマースにパブリッシャーは参入する? しない?
1年前、パブリッシャーは収益源としてアフィリエイトコマースへの追求に大きな関心を示していた。しかし最近のDIGIDAY+リサーチの調査によると、2023年から2024年にかけてパブリッシャー各社の収益に占めるアフィリエイトコマースの割合は大幅な低下を記録している。2023年度第1四半期には、パブリッシャー関係者のおよそ3分の2(62%)がアフィリエイトコマースが収益の少なくともごく一部は占めていると回答したが、2024年度第1四半期にそう回答した関係者は半数以下(45%)に減少した。
[続
パブリッシャー 各社のエグゼクティブが語る、2024年の収益源におけるキートレンド
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