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富士フイルムはいかに本業消失の危機を乗り越え、業態転換を遂げたか – オンライン

富士フイルムホールディングスは、同社の中核を担ってきた写真フィルム事業が2000年代に入り大幅に落ち込み、本業喪失の危機に直面した。しかし、事業構造の抜本的な転換に挑み、多様な事業から成るポートフォリオを構築し、見事に「第二の創業」を果たした。現在の主力事業となったメディカルシステム事業を2013年から統括し、成長を牽引してきたのが、同社代表取締役社長・CEOを務める後藤禎一氏だ。2021年の社長就任以降、後藤氏はメディカルシステム事業をはじめとしたヘルスケアや半導体材料などの重点分野でのM&A(企業の合併・買収)や設備投資、技術開発の強化を行い、企業成長を加速させている。後藤氏に、危機を乗り越え、持続的な成長を実現する投資戦略について話を聞いた。(聞き手:村田康明・DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部副編集長、撮影:鈴木愛子)
※本記事は、ダイヤモンド社が主催したウェブセミナー「持続的な成長を実現する企業戦略」(2024年5月29日)の基調講演の採録です。
Source: ハーバード

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