“イマドキママのリアル”を知る3つのキーワード
「ママラボ」は、消費の中心であるママとその家族の本心と向き合い、クライアントのビジネスや社会課題解決に役立つ提案をするワークタンクです。
ママラボでは、電通の大規模データベースを活用し、2014年と2022年におけるママの意識や価値観をさまざまなカテゴリで抽出し、比較分析を行いました(調査概要はこちら)。本連載では、2022年のママの中でも一番若い乳児を育てるママを「イマドキママ」と設定し、焦点を当てます。ママたちの自己意識・家族観、キャリア意識、食・健康観、買い物意識、メディア接触行動がこの8年でどう変化したのかを紹介。「イマドキママ」の現在地と、そんなママたちにマーケティング視点でアプローチするためのヒントをお伝えします。
第1回は、「イマドキママ」を形成する社会的/世代的背景と、そこから生まれるママの自己意識と家族観について考察します。
<目次>
▼新しいママたちは、しなやかで強い
▼「女らしさ」<「自分らしさ」
▼自己犠牲的な子育てより、「ワタシも楽しむ」時代
▼「家族=チーム」
▼物事を決める時は「わが家基準」
▼「イマドキママ」にアプローチするための3つのキーワード
新しいママたちは、しなやかで強い
まず、「イマドキママ」を捉えるために、乳児を育てる人たちの中でも最も人口ボリュームの大きい
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