(要約)三菱電機は子会社の三菱ロジをセイノーへ売却する。10月1日を目処に三菱電機ロジスティクスの株式の66%を572億円で売却する。三菱の所有株は98%から33%へ落ちる。三菱ロジの従業員処遇は5年間維持する。東芝や日立など電機各社が物流を売却する背景には、事業軸足をITへシフトする動きがある。デジタルと製品の組合せにより、継続的な収益事業に変えていく。物流産業において電機各社の物流売却は絶好の機会である。2024年問題で人材不足が顕著になっているからだ。M&Aが活発となる中、買収額高騰が課題となっている。(考察)各社コストカットと事業転換進めている。内需が落ちる中、国内の物流が伸びる事はないはず。B2Cでの物量は増える一方、電機機器の物流が増える事はないだろう。電機設備の機能的差別化は図りにくい。脱炭素やデジタルに強みを持った設備が今後求められる。コスト削減と事業転換に迫られているだろう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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