パーパスは、「仮説」でしかない
書籍「アイデンティティのつくり方」(クロスメディア・パブリッシング(インプレス)刊)が面白すぎたので、急遽、著者である森山博暢さんと各務太郎さんに電通の山田壮夫がお話を伺いました。お二人の取り組みには、ビジネスの通説を覆す、大きな発見がありました。
写真左より、各務太郎さん、森山博暢さん、山田壮夫
<目次>
▼アイデンティティ・アカデミーができるまで
▼「アイデンティティ」とは、仮説でしかない
▼「アイデンティティ」を実践で鍛える道場
▼「アイデンティティ」を育む対話のコミュニティ
▼組織の「アイデンティティ」を考えてみる
▼アイデンティティ・アカデミーの未来
アイデンティティ・アカデミーができるまで
山田:電通の仲間でもあった各務さんが金融のプロと一緒に「アイデンティティのつくり方」という本を書きましたよ、と伺って。
「アイデンティティ……」また、新しいバズワードの誕生ですか、と……
「つくり方……」この5ステップを踏めば大丈夫、みたいなノウハウ本ですか、と……
率直なところ、いささか憂鬱な気持ちで読み始めたんです(笑)。
そして幸いなことに、すぐにそ
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