フリマアプリ利用経験や約6割、出品経験は4割弱、CtoC取引のトラブル遭遇率はECモールより低い【2023年版の消費者白書】
消費者庁は6月14日、2023年度の「消費者白書」を公開した。あわせて「消費者意識基本調査」結果も明らかにした。
オンラインCtoC取引の利用実態についても調査しており、フリマアプリやオークションサイトなどの利用経験は約6割、出品経験は4割弱に上ることがわかった。また、オンラインCtoC取引におけるトラブル遭遇率はECモールより低く、実店舗よりも高いという傾向だった。
「消費者意識基本調査」は2023年11月1日~15日の期間で、全国の15歳以上の男女1万人を対象にWebと郵送でアンケート調査を実施。5544人から有効回答を得た。調査では「生活全般における意識や行動」「情報の利用に関する意識や行動」「デジタルプラットフォームでの商品・サービスの利用」「消費生活における意識や行動」「消費者事故・トラブル」について聞いた。
「デジタルプラットフォームでの商品・サービスの利用」分野でオンラインCtoC取引に関する実態を調査。「デジタルプラットフォーム上のサービスを利用したことがある」と答えた人を対象に「フリマサイト(アプリ)やオークションサイト」の利用経験を聞いた。その結果、59.3%が「利用したことがある」と回答。フリマアプリなどの利用経験者に出品経験について聞いたところ、「利用したことがあり出品したことがある」の回答は36.7%となった。
フリマなどの利用・出品経験(
コメント