私がみてきた範囲だけだが、日本企業におけるシステム投資はスタートから課題がある。先ず、システム部門の地位が低く、社内における発言権がないことだ。多くのシステムエンジニアは、問題点を把握しているが、責任者は発言しないことが多かった。いわゆる様子見だ。他方、現場の責任者は、システムの効果的な導入を理解せず、自分の考え方で押し切ろうとする。また、多くの経営職は、システムのなにかをほとんど理解できていない。システム部門やベンダーに丸投げだ。権限のないシステム部門は、現場の理不尽さに振り回されて、さらにベンダーへ泣きつく。ベンダーも弱い立場だから、本質的議論を避ける傾向が強い。しかも、クライアントからの追加や修正等は売上の増加だ。仕様書を作成しては、追加承認をもらい作業を継続する。できあがったものが、うまく稼働すれば、幸運だ。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
日本企業のシステム変更における課題とその本質
最近の投稿
- 「インフラ更新が心配」な街ランキング・南関東編 更新費用が2倍以上に膨らむ自治体は全体の4割 | 街・住まい | 東洋経済オンライン
- One of Elon Musk’s young DOGE engineers explains how he won the $700K Vesuvius Challenge
- 日ハムVS.プリマ、肉薄する「ソーセージ頂上決戦」 ブランドの拡大か、それとも価格重視か? | 食品 | 東洋経済オンライン
- 中国発の生成AIディープシークが米国に進出しても、オープンAIに絶対かなわない「軍事向けAI」の1兆円市場 – ディープシークの衝撃
- Andrew Ng is ‘very glad’ Google dropped its AI weapons pledge
- 電力「先物オプション」取引が日本で開始、価格変動の“保険”に有効も思わぬ損失リスク – 政策・マーケットラボ
- 与野党「大連立」の石破構想が現実的ではない理由 茂木敏充氏が指摘「野党の要求ありき」の問題点 | 国内政治 | 東洋経済オンライン
- 三菱商事の巨額減損で中西社長の“経営責任論”も・日立の年収「得をした世代」は?・英ファンドがテレビ業界の統治不全を指摘 – ダイヤモンド編集部厳選 必読!今週のニュース3本
- 庶民宰相が組閣直前、昭和の女帝に勝利宣言!しかし女性たちとの歪な関係は政権のアキレス腱に – 小説・昭和の女帝
- 【効果絶大】精神的に疲れやすい人でも、メンタルが「最強」になる“すごい方法” – その悩み、佐久間さんに聞いてみよう
コメント