共通価値の創出がこれからの競争優位の源泉となることに、ビジネス・リーダーは気づいている。しかしながら、実際に社会的価値と事業利益を両立させるのは容易ではない。実際に成功している企業は、どのような取り組みをしているのか。ネスレがインドで発売した香辛料〈マギー〉による栄養不足の解消、ノバルティスがインドで提供した医療サービス、マースがコートジボワールで取り組んだカカオ豆の増産、ボーダフォンがケニアを中心に展開した〈Mペサ〉。これらはいずれも途上国への社会貢献であるとともに、事業としても利益を上げているプロジェクトである。本稿では、こうした企業の実例から、考慮すべきポイントと選択しうるアプローチを特定し、共通価値の創出に欠かせない5つの要素を明らかにしている。
Source: ハーバード
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「共通価値」を創出する5つの要素 – バックナンバー
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