世界有数の資産会社であるアメリカのブラックロックは、多くの同業他社が業績不振に陥るなか、成長路線を突き進んだ。その成長を陰で支えたのは優れた人材戦略だった。全社一丸となる意欲と目的意識を生み出しながらも、同時に潜在能力の高い人材が個人として成功することも可能にしている。本稿では同社の事例を基に、経営トップが人材戦略に深くコミットする、社員が会社に積極的に関わっていこうとする従業員エンゲージメントを高める、リーダーが次のリーダーを育てるなど、高業績を上げる企業の人材戦略の特徴について論じる。
Source: ハーバード
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