なぜ近代資本主義は、次の段階に入ったといえるか? その3 ただ、ひたすら利潤を追求するままに任せた結果、都市部では食生活を賄うために、農林水産業と加工工場から製品を調達し、ふくれあがった都市人口の食糧を他の地域から移送する必要が生じた。 また、製品の製造量に限界が見えてきたことと同時に、高騰せざるを得なくなった人件費の抑制やより低賃金で労働が可能な他の地域を求めざるを得なくなった。そのため先進国では、後進地域へと安価な労働力を求めて工場や販売ルートを拡大せざるを得なくなった。 また、第一次産業の生産物を求めて、海外へと食糧を依存し、都市部もしくは先進国内で過少化した生産物を、外から補填しなくてはならなくなってしまった。 これは資本制を意識を働かせることなく、思うに任せて利潤を追求してきた結果が招いている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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