三井不動産や三菱地所、住友不動産など3月末決算の大手不動産企業5社の決算が出揃いました。一言で言えば各社好調な決算内容でしたが、その評価や財務的な分析は経済紙などにまかせるとして、ここでは今回の好決算を支えた背景や、今後のトピックスなどについて私なりの見解を示していきます。 まずは今回の決算内容を支えた背景ですが、大きくは2つのことが指摘できます。一つは、コロナ後のオフィス需要が思っている以上に強かったことでしょう。不動産企業のビジネスモデルとしては、オフィスビルや商業施設、物流施設などを建設して、テナントからの賃料収入やオフィスビルなどの施設自体を売却することで収益を得るのが代表的です。大量供給があった2023年は、当初オフィス市況が崩れるとの予想もありましたが、既存のオフィスからの移転需要や賃料水準の上昇もあって、業績に反映されました。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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