全米のシニアリーダーの半数以上(65%)が燃え尽き症候群であるという数字からも、今日のリーダーが苦しい状態にあるのは明らかだ。
このデータは人材ソリューションプロバイダーのLHHからのもので、経営幹部の60%がもっと多くのサポートが必要だと思っていることも判明している。リーダーシップは、パンデミック後の世界とテクノロジーの進歩と社会規範の変化との間で臨機応変に発揮されることを求められており、サクセッションプランニング(後継者計画)から個々の従業員の成功に至るまで組織のあらゆる層に影響を及ぼしている。かつて優れたCEOの資質としてもてはやされていたものは、今やまったく必要とされていない。
リーダーたちが今日直面している課題について理解を深めるために、専門家やCEOに話を聞いた。
理由その1:CEOに対する「期待」の変化
CEOは皆から指導を仰がれる立場にあり、企業の責任者に対する山のような期待は増える一方だ。パンデミック以降その期待は倍増し、誰に対しても、また特にリーダーに対しては、さらなる変化が迫られている。これはリーダーの仕事ではあるものの、困難を伴うこともある。
デロイトコンサルティング(Deloitte Consulting)の連邦組織変革サービス部門マネージングディレクターであるジョン・フォーサイス氏は次のように語る。「労働者の仕事に対する期待事項や従業員と雇用主との関係は
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