気候変動や不平等、人権をはじめとするサステナビリティ課題の重要性を理解し、ステークホルダーからの要請を認識しながらも、守りの姿勢から抜け出せない企業が少なくない。上層部の間に「サステナビリティは常にコストを増やし、利益を減らす」という懐疑的な考えがあるからだ。サステナビリティ課題に対する取り組みの成否は、「隠れた役者」あるいは「無名のヒーロー」と呼ばれるミドルマネジャーやチームリーダーにかかっていると筆者らは指摘する。社内の推進役として、具体的にどのように取り組みを推進していけばよいのか。本稿ではレベル1から4まで、自社のサステナビリティの成熟度に合わせて、彼らが果たすべき役割を論じる。
Source: ハーバード
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