何か問題が起こった時に、ビジネスリーダーはすぐさまその解決方法を探ろうとしがちだ。しかし、慌てて問題解決を進めようとすると、斬新で持続性ある解決策を立案する力を削いでしまうことになりかねない。筆者らが勧めるのは、まずその問題を理解し、定義するプロセスである「フレーミング」に時間をかけるというものだ。フレーミングにより問題をさまざまな視点からとらえることで、気づかなかった知見が得られ、アイデアも生まれる。本稿ではこの、問題のフレーミングにおける5つのEという方法論を紹介し、実際にあった企業事例をもとにした架空のオメガ社を例に、そのやり方を解説する。
Source: ハーバード
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