ダイバーシティの重要性が叫ばれるなか、女性を管理職や役員に積極的に登用しようとする企業が増えている。その一方で、優秀でも、幹部クラスの会議で存在感を示せないことを悩んでいる女性幹部が多い。うまく議論に加われず、発言してもインパクトを及ぼせず、意見が対立すれば会議の後も引きずる。筆者らの調査によると、女性はもちろんのこと、男性の同僚や上司もこうした傾向に気づいているが、その原因となると男女間で見方が異なるという。本稿では、認識の違いを整理したうえで、女性幹部がどう対処すべきか、組織としてどうサポートできるかを解説する。そこには、女性活用に限らず、控えめな性格の男性社員をサポートするためのヒントもあるはずだ。
Source: ハーバード
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