売った後が大切なのに…顧客放置戦略をとってませんか?
売った後こそ、大切なのに…。そう思うことがあります。売り込むためには色々手を尽くすのですが、一度売れてしまうとその後は別の売り込みに気持ちが移ってしまっているようなのです。家電でも自動車でもそうなのですが、購入前には消費者はいろいろ調べて比較検討して商品を決定していると思うのです。しかし、当該商品のカタログを一番真剣に読み込んでいるのは、実は商品を購入した後だ、と聞いたことがあります。消費者は高額品であればあるほど、自分の判断(商品の決定)が正しかったのか不安になるようで、「判断は間違っていなかった!」との確認をするためにカタログを精査しているのではないか…とのこと。さらに、実際に使ってみて、「想定していたのとは違う」「使っていてちょっと違和感がある」などの感想を持つこともあります。但し、使い方が間違っている場合もあるかも知れません。こういった点を考えると、売った後の対応の重要性が分かります。百貨店個人営業でマネジャーをしていた時には、メンバーがお客様に商品を販売した場合、その翌日に必ず電話して次のようにお話しするように指導していました。「昨日は、お買い上げありがとうございました。とても良いお買いものをされましたね。何か不具合などがありましたら、お気軽にご連絡ください。」大半のお客様はこの一言で安心して、お買い物に満足頂けるようです。しかし、たまに「この商品は…」とご不満を述べられ
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