1.事業概要 特殊な実験用マウスを用いた創薬における前臨床段階の試験受託サービスの提供。当該マウスの販売。2.ビジネスモデル 人間の肝臓を有したマウス(PXBマウス)を製薬会社に販売、または試験を受託している。主要顧客はロシュ、ギリアド、Alnylamなど世界的製薬企業が名を連ねる。 主力は薬効薬理分野。B型肝炎の新薬開発で通常のマウスよりも優位性を発揮。一方、B型肝炎の新薬開発以外では市場開拓が進んでおらず、B型肝炎の新薬開発の状況に大きく影響を受けている。今後はNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)などの市場も視野。 サブは安全性等分野。薬は主に肝臓で代謝され、毒性を示す(肝毒性)場合が少なくないことから、人間の肝臓を有するPXBは新薬の肝毒性を確認する際に通常のマウスよりも優位性を発揮。また、2024年現在、人間のRNAを対象とした次世代医薬品の開発が主流となりつつあり、人間のRNAを持たない従来の実験動物では評価が困難であることから、人間のRNAを有したPXBマウスの優位性が高まっていることからゲームチェンジングが起きている可能性がある。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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