カーデザイナーが「独立時計師」に転身。 ~下町時計師の臨機応変なOODA実践術!~
変化の激しい現代のビジネス課題を解決に導く「意思決定モデル」として注目を集めている「OODA」(ウーダ)。ビジネスにおける組織づくりや経営戦略はもちろん、ブランディングやマーケティングにも効果を発揮します。
OODAの魅力を多角的にお伝えしていく本連載で、今回ゲストにご登場いただくのは、腕時計ブランド「大塚ローテック」創業者の片山次朗氏。東京・大塚の町工場から生み出される高品質かつ唯一無二の個性を持つプロダクトは、生産本数を大きく上回る注文が世界中から殺到し、目の肥えた腕時計ファンをも魅了しています。そんな大塚ローテックのブランドコンセプトや片山氏のものづくりに対する姿勢には、OODAとの共通点があるようです。
「OODA式リーダーシップ 世界が認めた最強ドクトリン」(秀和システム)を執筆した電通の事業開発プロデューサー、アーロン・ズー氏との対談を前後編にわたってお届けします。
【OODAとは】
元アメリカ空軍大佐で戦闘機のパイロットだったジョン・ボイド氏が提唱した、意思決定や行動を起こすためのプロセス。観察(Observe)、判断(Orient)、決定(Decide)、行動(Act)の頭文字を取った言葉で、変化し続ける予測不能な状況に対して、常に最善手を打っていくことを目的とする。欧米の経営やマーケティングでは従来のPDCAだけでな
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