Cookie廃止 で崩壊するアトリビューションモデル。POSデータで穴は埋められる？

ここ数カ月、マーケターや広告主は、メディア環境の断片化が進むなかで、ついにGoogleのサードパーティCookie廃止がもたらす影響を考えざるを得なくなった。つまり、ターゲティングと測定がますます難しくなっているのだ。
しかし、食品の自動販売機を手がけるファーマーズフリッジ（Farmer's Fridge）でマーケティングディレクターを務めるリズ・メラ氏によれば、同社はeコマースのPOSデータに頼ることなく、この問題に取り組んでいるという。
空港、病院、オフィスビル、大学など、全米で1000カ所以上の設置拠点を持つファーマーズフリッジのビジネスモデルには、従来とは異なるマーケティング戦略が欠かせないと、メラ氏は話す。「私たちは、商品の販売に最適なタイミングでメディアを購入するといった方法を検討している。だが、すぐに利用できる特効薬的なアプローチは存在しない。小さな取り組みを数多くこなすことで、メディアの増幅効果を高めようとしている」と、メラ氏は米DIGIDAYとの最近のインタビューで語った。
今回のDIGIDAYポッドキャストエピソードでは、ファーマーズフリッジのメラ氏に、同社のマーケティング、測定、メディアに対する非伝統的なアプローチについて語ってもらった。
以下の対談のハイライトは、わかりやすくするために若干の編集を加えている。［続きを読む］
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