新しい事業を生み出す企業に共通するのは、いずれも型通りのビジネスに囚われず、自社や業界全体に蔓延する構造上の大きな問題を解決しているという点である。そのような解消すべきボトルネックを見極めることは難しく思われるかもしれない。しかし、50社以上の中小企業の調査と研究の結果、成功するためには5種類のボトルネックのいずれかを解消すればよいことがわかった。それは、(1)時代遅れになっている購入体験や使用体験、(2)主たる勘定項目でありながらも不要にできる項目、(3)顧客が負う重大な経済的リスク、(4)無気力またはやる気のない従業員、(5)製品・サービスの有害な副作用、である。本稿では事例を挙げながら5つのボトルネックについて解説するとともに、その解消法について論じていく。
Source: ハーバード
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