2024年第1四半期も終わり、波乱の2023年を経たパブリッシャーの収益面における優先順位が明らかになってきた。DIGIDAYリサーチが150名を超えるパブリッシャー関係者を対象に行った調査によると、2024年は直販広告に注力する一方で、サブスクリプションやアフィリエイトコマースなど、ほかの事業分野についてはアクセルを緩めるようだ。
調査結果からは、パブリッシャーの収益源の上位を占める事業分野に大きな変動はないものの、一部の事業については2023年よりも重要度が下がっていることがうかがえる。
パブリッシャーの収益源は2024年も直販広告がトップで(2024年第1四半期に少しでも直販広告から収益を得たと回答したパブリッシャー関係者は全体の84%)、次いでプログラマティック広告(82%が2024年初頭時点で少しでもこの分野での収益があったと回答)、ブランデッドコンテンツ(同72%)、ブランデッドコンテンツやプレロール広告などの動画広告(同70%)と続く。
だが、ブランデッドコンテンツについては、パブリッシャーの収益源の第3位にランクされてはいるものの、2023年と2024年を比較すると、これが収益源になっていると回答したパブリッシャー関係者の割合は大幅に低下しており、また今後数カ月間にこの分野の成長のために少なくともなんらかの努力をすると回答した人の割合も大きく減少したことが、米DIG
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